自宅でいつでも受験できる英語資格CASECを受けたので解説します

CASECってあまり聞いたことないけどどんな試験かな
どうやって取り組めばいいのかしら

こうした悩みを解決します。

記事の内容:
・CASECを受験するべきか
・CASECの対策方法

解説の根拠

私は6月に受験しました。
受験の手軽さは他の英語試験と比べて抜きん出ていて、受験する側としてはとっても助かります。
例えば子育てとか直前に急用が入ったりして、受験時に疲れが出たりする心配がありません。
そして、自分の受験履歴はネットでいつでも確認できるので、勉強の成果が出ているのか容易に分かります。
従来の英語試験の不満を解決して、かつ精度の高い結果を提示してくれる、
そんなCASECは今の自分の英語スキルを把握するのに最適な試験だと感じました。

CASECの概要

Computerized Assessment System for English Communication
を略したもので、英語のリーディング/リスニング力の試験です。
最近どんどん知名度があがってきていて、
大学やホンダや富士通等日本を代表する企業1万社以上の企業も採用している資格です。

CASEC(キャセック)

試験内容

リーディング2セクションと、リスニング2セクションの合計4つのセクションにわかれています。

リーディング1.語彙問題
空所補充です。16問です。4つの答えから一つ選びます。

リーディング2.表現の知識
会話に出てくる表現についてです。こちらも16問、4つの答えから一つ選びます。

リスニング1.会話、放送等
色々な文章が流れ、適切な単語を4つの選択肢から選びます。17問です。

リスニング2.聞き取り
実際に聞き取りをします。11問です。

受験料

受験料3,667円、約50分の試験時間ですぐに受けられるのが魅力です。
ネット環境があれば今すぐ支払いをして完了。

支払いはクレジットカードです。コンビニ払い、Yahooウォレットでも支払い可能です。
支払った後例えば、宅急便や、急な外出や仕事、どうしよう・・という事態も大丈夫です。
支払い後すぐに受けなければならないわけではありません。

ただし、すぐに受けたい方はクレジットカードでないとダメなようです。

使えるカードは VISA/Master/JCB の3種類です。
ログインIDとパスワードはお控えくださいね。

CASECのメリット

この試験はTOEICと同様に合否がなくスコア制になっています。
そしてCASECならではの良い所がたくさんあります!

・履歴書添付できるレポートをオンラインで発行してくれる
・試験会場に行く必要がなく、自宅で受験できる

・結果がすぐにわかる
・結果によって次勉強すべき分野がわかる
・TOEICより安く、試験時間も短い

・TOEICスコアと英検の級、TOFELスコアに換算してくれる

TOEICとの違いを比較しながら次項で解説します。

CASECとTOEICの違い

CASECよりTOEIC勉強した方がいいんじゃないの?と思われるかもしれません。
たしかにCASECとTOEICは似ています。
試験内容の大きな違いとしてはCASECには長文問題がないことが挙げられます。

またTOEICは試験料が高く、試験時間も長いので大変ですよね。
会場も近くにない場合もありますし、試験日に合わせられるかもわかりません。
その点CASECは価格が良心的で、会場へ行かなくてもよく、
自分の好きな時間にサクッと1時間以内に終わらせることができます。
そのため、CASECをTOEICを受ける前の腕試しに受験して、
その後TOEICの対策をするといった使い方をしてもよいですね。

レポートにはスコアのほか、
語彙力、表現力、聴解力についてのアドバイスも書かれています!

このレポートは日英両方で発行できますので、日系・外資企業受験の際にも使えますし、社内スキルアップの際受験の証拠にもできる、公式レポートです。
TOEICだけでなく、TOFELや英検の級換算も教えてくれるので、今後英検であれば何級の対策をしたらよいのか、またTOEICであればどのレベルを目指したらよいのか等すぐ分かるのは嬉しいです。

試験対策

TOEICの勉強をしている方が、TOEIC本を投げ捨てて、CASEC勉強しないと受けられないのか?
答えはノーです。語彙や文章問題はTOEIC対策している勉強がそのまま役に立ちます。

点数をあげたいのであれば、事前に対策本をやったほうがいいです。例えばこちら。

まとめ 調べながら、の受験は厳しいです

・CASECは手軽に受験できて、信頼性のスコアを出せるのでオススメ!
・TOEIC、TOEFLや英検を受験する前の腕試しに最適!

・オンラインで、自宅受験なら、試験途中に調べながら解答していけば高得点が取れるのでは?と私も一瞬思いましたが、実際の試験中はそんな時間はありません・・自分のレベルを知るためにもやはり実力勝負ですかね!

まず一度受験してみて、次回以降に向けて伸ばすスキルを知って対策するのもいいですよね。
ぜひ皆さんも受験してみてくださいね。